仙台・松島エリア

最終更新日:2019/07/14

実相観入の道行き「平福百穂展」宮城県美術館

季節 7月/8月/9月
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目的 祭り・イベント-伝統 イベント スポーツ 味・物産 企画展/歴史・文化-名所、旧跡 神社、仏閣 博物・資料・美術館
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平福百穂 ≪荒磯(ありそ)≫ 1926(大正15)年 東京国立近代美術館

 平福百穂(ひらふく ひゃくすい)(1877-1933)は、明治、大正、昭和初期にかけて活躍した日本画家です。
 秋田県角館町(現仙北市角館町)に生まれ、画家の父穂庵に絵の手ほどきを受けた後、上京して円山派の画家川端玉章(かわばた ぎょくしょう)に入門、東京美術学校(現東京藝術大学)でも学びました。新時代にふさわしい日本画のあり方が探られていた明治画壇の空気に触れ、百穂はやがて自然主義に共鳴して无声会(むせいかい)に参加、自身の目による写生を通して、伝統に囚われない表現を探求していきました。同時に、この頃から『新声(しんせい)』をはじめとする雑誌や新聞で挿絵を描き、挿絵の画家としても活躍しました。
 一方、1909(明治42)年、百穂は政府主催の文展に初入選、その後特選の評価も得て、続く1919(大正8)年設立の帝展では審査員を務めます。日本画家として確固とした地位を築く一方、活動の主軸は挿絵制作で活躍する同志と結成した珊瑚会(さんごかい)や日本画の研究団体金鈴社(きんれいしゃ)に置き、写生の経験に基づけて古典を学ぶことで、表現の幅を多彩に広げて行きました。
 大正末、帝展に復帰した百穂は《新冬(しんとう)》や《堅田(かたた)の一休》を発表するなど円熟期を迎えます。1930(昭和5)年に洋行を経験すると、日本の自然美を再認識し新たな画境へ向かいますが、3年後、55歳でその生涯を終えました。
 本展は日本画の改革期、そしてジャーナリズムの普及と共に挿絵や装幀にも芸術性が求められた時代に、その双方と関わった百穂の画業を、修業時代から晩年まで一望しようとするものです。百穂ほか挿絵の領域で共に活動した周辺の画家の作品、資料を含め、約160点を展示します。
 東北を代表する日本画家の展覧会を、ぜひこの機会にご覧ください。

イベント開催日 2019年07月13日 ~ 2019年09月01日
場所 仙台市青葉区川内元支倉34-1
関連URL(1) 宮城県美術館ホームページ
  • 情報提供者:宮城県美術館
  • 住所:宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
  • TEL:022-221-2111
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