最終更新日:2020/07/31
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下記イベント詳細は、参考までにご覧ください。
(公社)宮城県観光連盟
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宿場町として栄えた角田市の金津(かなづ)地区に藩政時代から伝わる、豊作祈願、虫除け、成長を祈願する伝統的な七夕行事。無形民俗文化財として県指定になっている。
祭りの当日、旧宿場街道の金津商店街に飾られるのは、地元の子どもたちが丹精込めて作った手作りの七夕飾り。薄闇に包まれる19時を過ぎると、子どもたちが「七夕のと渡る舟の梶の葉にいく秋かきつ露の玉づさ」という新古今和歌集の古歌を唱和しながら、拍子木を先頭に、提灯、竿灯を持ち行列を作って町中を何度も練り歩く。提灯行列は、日没前は灯を入れないでカラオクリをし、暗くなると紅白に染めた提灯を灯す。七夕の竹飾りを「カラオクリ」と呼んでいるのは「空送り」のことで、「本送り」である提灯行列に対しての呼称であることから、この七夕は「星祭り」的行事ではなく、邪霊を鎮送する送り行事としての意味合いが強い。
県下では他に類例を見ない子供中心の貴重な民俗行事であり、平成25年3月に国の選択無形民俗文化財になった。
◆開催日/2020年8月1日(土)※雨天順延
◆時 間/18:00~21:30
◆開催場所/角田市金津地区
◆交 通/仙台駅からJR東北本線で約20分、槻木駅下車。阿武隈急行に乗り換えて約15分で角田駅下車。その後タクシーで約15分。
または常磐道・山元ICから県道272号経由で約15分。
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