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宮城まるごと探訪

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宮城の食材をまるごと味わう!一日5組限定のコースレストラン

最終更新日:2023/09/29

季節
1月/2月/3月/4月/5月/6月/7月/8月/9月/10月/11月/12月
市町村
仙台・松島エリア-仙台市
目的
食・土産-郷土・名物料理

こんにちは。宮城まるごと探訪WebライターのKanaです。

今回は地元の食材を使った料理が評判のフレンチレストラン「グラール」さんを紹介します。

 

 

場所は仙台名掛丁アーケード沿い、地下1階にあります。

 

 

入り口からとてもシックな雰囲気です。

 

ランチ・ディナーとも5席限定なので、予約必須です。

 

 

中に入ると中央には大きなキッチンと、周りにカウンター席があります。そう、こちらのお店はカウンターキッチンになっており、シェフが腕を振るうところを近くで眺めながら食事が楽しめるんです。(個室の場合もあり)

東北初のカウンターフレンチレストランだそうですよ。

 

 

 

シェフは、ミシュラン星付店舗出身の菅原シェフと佐藤ソムリエのタッグで、非日常な空間が提供されます。佐藤ソムリエはウェスティンホテル仙台や仙台の有名フレンチ「nacrée」にいた経験があるそうです。

 

 

コースは二種類あり、ランチは4,800円と9,800円(税、サービス料込)です。

ディナーは9,800円と15,000円(税、サービス料込)コースがあります。

今回はディナーに伺いました。選んだのは9,800円のコース。

 

そのほか、ソムリエがお食事に合うワインを選んで出してくれるDinner Wine Pairing(6種)の贅沢なコースもあります。

 

 

 

まずはワインで乾杯。

 

 

テーブルに置かれたカードには、本日のメニューではなく、

料理に使われる食材と産地のみが書いてあります。

(料理は季節ごとに変わります。)

 

産地はほぼ宮城県内で、地元の食材にこだわっていることが分かります。

この食材たちがシェフの手でどんな料理になるのか、毎回想像しながら楽しく食事が出されるのを待ちます。

 

また、カードにはこんなことも書いてありました。

「より多くの野菜とベターミートを提供する」

「健康的な食事を提供している」

「食材の無駄をなくしている」

「水産資源や生態系の保全に配慮した魚介類の使用」

「地産地消と旬の食材の調達」

 

健康やフードロス、環境にも配慮しているのですね。

サステイナブルで、安心して食べることができます。

 

さて、前菜の食材は「真蛸、しらす、アオリイカ、コリアンダー」です。

私の地元の食材も使われていて、なんだか嬉しい気分になります。

 

出てきた料理がこちら。

 

 

前菜は盛り合わせのようになって出てきました。

見た目もオシャレです。

 

 

蛸は身をすりつぶしてフライになっています。

アオリイカにはコリアンダーのソースが絶妙にマッチしていました。

 

しらすは食べられる器とともに。

 

前菜の2つ目は「ズッキーニ、トマト、ズワイガニ」

私はゼリー寄せを予想していましたが、、、

 

 

スープが出てきました。トマトに負けないカニの風味が豊かな一品です。

 

 

食事とともに出されるパンには自家製のサワークリームが添えられており、スープとの相性も抜群です。

 

 

3品目は「穴子、茄子、大葉」です。さて、一体どんな料理になるのでしょう。

全く想像できません。

 

 

トロっとした茄子の上に大葉のソース、穴子が乗っています。すべてが絶妙なバランスで、一緒に口に入れた時の食感や風味がたまらなく美味しいです。

 

メインのお魚料理は「黒瀬ブリ、帆立、黒ニンニク」。

 

 

 

ブリに石巻産の大ぶりの帆立を挟み、全体をパイ生地で包んだ一皿でした。

これが、驚くほど美味しかったです。

ブリの身と帆立はふっくら、パイ生地はパリっとした食感で、ソースに絡めると絶品です。

 

お魚料理がもう一皿。「スズキ、岩のり、モロッコインゲン」です。

 

 

そしてメインのお肉料理が「蝦夷鹿、つるむらさき」

 

 

鹿のお肉は臭みもなくすごく美味しいです。

普段中々食べることがないですが、こんなに食べやすく、それでいてしっかり肉を感じられるとは思いませんでした。

 

次の食事は「赤しそ」とのみ書かれています。

私はしそのご飯が出てくると予想していましたが、、

 

 

出てきたのはなんと赤しそのゼリーとアイスクリーム。

これは全く予想していませんでした。「そう来たかー!」と笑ってしまいました。

 

 

これはミニャルディーズと呼ばれるもので、フランス語で食後に食べる焼き菓子のことです。

とてもかわいらしいですね。

 

いよいよ最後の食材となりました。最後に書かれていたのは「レモングラス」。

レモングラスは目の前で抽出してハーブティーでいただきます。

 

 

抽出されていく様子は目にも楽しいです。

 

 

レモングラスのさわやかな香りでほっこり癒されました。

 

食材にこだわった、体にも環境にも優しいお料理に大満足でした。

 

 

お店はディナー終了後はワインバータイムとなります。バーで出されるパフェはとても人気のようです。

私たちが出る前には外にすでにバータイム待ちのお客さんが並んでいました。

バーは予約不要なので、気軽においしいお料理やスイーツ、ワインを楽しみたい方におすすめです。

 

仙台には美味しいフレンチのお店が数多く存在しますが、こちらのお店は毎回驚きの連続で、記念日にもぴったりですよ。

ぜひご予約の上、地元の食材をふんだんに使った至福のフレンチを味わってみてくださいね。

 

【店舗情報】

Graal(グラール)

住所:〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-8-22 サンスクエア庄司ビルB1F

TEL:022-796-7898

営業時間:ランチ / 12:00~15:00(13:00 Last Entry)予約制

     ディナー / 18:00〜22:00(20:00 Last Entry)予約制

     バー / 21:00〜23:00(22:30 Last Order)

定休日:月曜日

 

 

 

この記事のライター

 

ニックネーム/Kana

宮城県の映えるスポット、カフェの情報を発信しています。

旅行、食べ歩きが大好きです。

 

 

 

 

 

 

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