最終更新日:2026/03/26
仙台・松島エリア-七ヶ浜町
宮城県は気仙沼や石巻、塩釜といった漁港がひしめく海鮮の豊富な県です。そんな強豪たちに引けを取らない朝市が、県内で最も小さな町・七ヶ浜で行われているのをご存じでしょうか。
今回紹介するのは、月末の日曜日に開催される「七の市」。売り切れたら海へ獲りに行くという規格外の生わかめから、出汁の旨みが五臓六腑に染みわたるカニラーメンまで。大型の市場では味わえない生産者との距離感と、はじけるような海鮮を紹介します。

七の市では、七ヶ浜町の海の幸や野菜などを中心にさまざまな地場産品が並んでいました。

こちらのお店ではしらうおやたこ、生わかめが売られていました。特に人気なのが生わかめで、私がきたときはすでに売り切れていました。
七の市は海のそばで開催されており、海にいけばすぐ獲れるのだそう。なので、天気の良い日には、何度か海に行って生わかめを獲ってきて、そのまま販売することもあるのだとか。
以前、新鮮な生わかめを食べた際、コリコリした食感がたまらなくおいしかったです。
七ヶ浜はのりの産地でもあります。七の市でも味付けのりや焼きのりが売られていました。パリパリしていて、おにぎりや巻きずしなどにぴったりです。


ほかにも七ヶ浜産のさまざまな魚介類が売られていました。魚が一匹そのまま売られているのも朝市ならではです。


別のブースに行ってみましょう。朝市で人気商品のひとつがカニラーメンです。朝市限定で、お昼近くになると、カニラーメンを買いに行列ができていました。

人気ということで、私も食べてみることに。七ヶ浜で獲れたカニのだしがしみ込んだスープがおいしかったです。
こちらでは、七ヶ浜産の魚介で作った鯛めしや活ツブ飯、タコ飯が売られていました。鯛めしをいただきましたが、魚介類で炊いたご飯は、だしが染みていてとてもおいしかったです。縞ホッケの干物が300円という安さにもびっくりですよね!

七ヶ浜の隣町、塩釜市からは中山せんべい店さんが出店していました。
昭和34年創業の老舗で、一枚一枚丁寧に焼いたおせんべいやかりんとうなどが売られています。

七ヶ浜の野菜も売られています。農家さんが心を込めて育てた野菜です!

ほかにも、七の市では焼きそばやドーナッツなどのキッチンカーもあり、小腹が空いても安心です。

七の市では、朝市以外にもその月に合わせてイベントが行われています。取材したのは2月だったので、豆まき大会が盛大に行われました。

豆といっても、普通の豆ではありません。子どもが楽しめるようにお菓子がまかれます。軽トラックの上からまかれると同時に、集まった人たちは落ちてくるお菓子を一生懸命拾っていました。

お菓子の中に紛れ込んでいた茎わかめプレゼント券。よってがいんは方言でしょうか…?ただで茎わかめをプレゼントできるあたりがさすがです。しかも茎わかめって、コリコリしている一番おいしいところ!
節分なので鬼もいましたよ!強面な見た目ながら、カメラを向けると鬼らしいポーズを決めてくれるサービス精神旺盛な優しい鬼でした。「体ムキムキの鬼を見て子どもたちは泣きそう」と思ったのですが、大丈夫みたいでした。

豆まきが終わったあとに行われたのが、七の市の名物「ビンゴ大会」。

空くじなしなのもあり、多くの人が本部の前に集まり、読み上げられる数字に耳を傾けます。

ビンゴが初めての子どもたちもいました。残念ながらビンゴにはならず!

ビンゴした人には景品が配られました。残念ながらビンゴにならなかった人には、boxティッシュが配られました。

朝市が開催されている隣のスペースに、子どもが遊ぶ場所が設けられていました。広々とした空間にはブランコや足で蹴って進む車があり、楽しそうに遊ぶ子どもたちが印象的でした。豆まきやビンゴなど、子どもが楽しめる場面がたくさんありますし、子連れで七の市に買い物に来ても安心ですね。
県内最小の町・七ヶ浜には、ほかの漁港に負けない熱気が感じられる朝市が開催されていました。生産者の方々との距離も近いので「今日は何がおすすめ?」と会話しながら買い物を楽しむのもおすすめです。
季節ごとにイベントも開かれるので、子どもと一緒にいかがでしょうか。お菓子ひろいは大人も童心に戻って楽しめますよ。
宮城県の海産物がほしい方は、ぜひ七ヶ浜の七の市に寄ってみてくださいね!
<七の市情報>
開催場所:七ヶ浜町花渕浜多目的広場(七のやのとなり)
住所:〒985-0803 宮城県宮城郡七ヶ浜町花渕浜舘下184
アクセス:
・仙台東部道路 仙台港北ICから車で25分
・JR多賀城駅または本塩釜駅からバスで45分 七ヶ浜町民バスぐるりんこ
・花渕バス停下車から徒歩で0分
開催日:月末の日曜日
時間:8時~12時
駐車場:あり
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この記事のライター
宮城県在住の取材ライターです。 観光スポットを中心にさまざまな記事を執筆しています。 プライベートでは3人の子どもの母です。 宮城県の魅力を全力でお届けしていきます。 |
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