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宮城・美里町の秋旅。旬の北浦梨と、880年続く山神社に伝わる「おまくら」に出会う

最終更新日:2026/09/17

季節
8月/9月/10月
市町村
県北エリア-美里町
目的
歴史・文化-神社、仏閣/体験観光-食/食・土産-地場産品

食欲の秋、旅行の秋、芸術の秋…。みなさんはどんな秋を楽しんでいますか?

 

私は今回、美里町で今が旬の北浦梨を味わい、平安時代から880年以上の歴史を刻む山神社(やまのかみしゃ)を訪れ、小さな秋の旅を楽しんできました。

 

美里町の「北浦梨」で秋の味覚を堪能

 

美里町は宮城県内の4大梨産地の一つとしても知られ、毎年「北浦梨」が販売されています。

 

 

北浦梨は、明治時代に地元農家が苗木を導入し、栽培に成功したことが始まりといわれています。樹に生った状態のまま完熟させるため、みずみずしく糖度が高いのが特徴です。毎年8月下旬から10月中旬頃まで、国道108号線沿いの直売所などで購入できます。

 

取材したのは9月上旬。朝9時にもかかわらず、すでに駐車場は満車、行列ができている直売所もあり、北浦梨の人気ぶりを感じました。

 

どの直売所で買おうか悩みましたが、今回は今野農園さんで幸水(こうすい)を1カゴ購入。

 

 

持った瞬間、ずっしりとした重さを感じ、「みずみずしいんだろうなぁ」と期待が高まります。早く食べたい気持ちを抑えながら、家に帰っていただきました。

 

包丁を入れると、みずみずしい果汁がまな板にあふれ出します。

 

一口かじると、シャリっとした食感とともにジューシーな甘さが口いっぱいに広がりました。暑い日にもぴったりな爽やかさです!

 

 

子どもたちも「おいしい」「甘い」と手が止まらない様子でした♪

 

取材した9月上旬は多くの直売所で、幸水が販売されていました。時期や直売所によって販売される品種は異なります。この日は、秋麗(しゅうれい)や秀玉(しゅうぎょく)を販売している直売所もありましたよ。

 

参考までに、人気品種の旬の時期は以下のとおりです。

 

8月下旬〜9月上旬 幸水

9月中旬〜下旬 豊水

10月上旬〜中旬 あきづき

 

営業時間は店舗によって異なります。北浦梨は人気で売り切れ次第終了となるお店がほとんどなので、確実に買うなら朝早い時間帯に買いに行くのがおすすめです!予約を受け付けている店舗もあるようでした。

 

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【北浦梨が買えるエリア】

 

場所

 宮城県遠田郡美里町 国道108号線沿いの直売所ほか

 

販売期間

 8月下旬~10月中旬頃

 

北浦梨に関する問い合わせ先

 JAみやぎ北浦梨部会 0229-32-1106

 美里町産業振興課 0229-25-3329

 ※各直売所の営業時間・販売品種は各店舗にお問い合わせください。

 

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安産・子授けの神様「小牛田の山神社」

 

 

北浦梨を買った後に向かったのが、「山神社(やまのかみしゃ)」。大崎方面から108号線を走り、19号線と交わる交差点を左に曲がったところにあります。

 

遠田郡美里町に鎮座する山神社は、古くから「小牛田のやまの神さま」として、東北全域から信仰が篤い神社です。平安時代末期の1142年に創建されたと伝わり、長い歳月を経て小牛田の地に鎮まって約450年、地域の人々に大切に守られてきました。

 

山神社がお祀りする主祭神は、日本神話において最も美しく、力強い生命力を持つとされる女神「木花之佐久夜毘売命 (このはなのさくやひめのみこと)」。猛火の中で無事に出産を遂げたという神話があり、子授けや安産、子どもの健やかな成長を約束する守護神として名高い女神です。

 

早速、一の鳥居をくぐり、参道を通ります。

 

 

 

神聖な空気に触れて、 心が落ち着いていきます。

 

二の鳥居をくぐり、少し奥へ進むと手水舎がありました。

 

 

手と口を清め、身支度を整えます。水の冷たさに、気持ちが引き締まりました。

 

 

そして、拝殿の前で心を込めてお祈りをしました。日頃の感謝と、これからの願いを込めて。

 

拝殿の中に入ると、祈願成就のお礼として奉納された神枕(おまくら)がたくさん並んでいました。

 

 

このお手玉のような形のおまくらは、安産・子授けの神様「木花之佐久夜毘売命」のご利益を願うお守りです。「赤ちゃんが授かりますように」「お産が軽くなりますように」という祈りが込められ、安産・子授けを願う人に授けられます。

 

山神社には、無事に出産を迎えたあかつきに、感謝を込めておまくらを「倍にしてお返しする」という心温まる風習が受け継がれています。 この倍返しの風習は山神社が発祥です。

 

私も次男の安産祈願の際、御祈祷でおまくらを授かり、お宮参りの際に倍にしてお返ししました。

 

お参りの後は、社務所で御朱印をいただきました。私が選んだのは、主祭神が描かれた御朱印。優しく華やかなデザインで晴れやかな気持ちになりました。

 

 

御朱印をいただいた後は、社務所の奥に広がる日本庭園を散策しました。

 

 

山神社の庭園では、四季折々の花々を楽しむことができます。

 

 

3月 うめ

4月 さくら

5月 ふじ・はなみずき

5〜6月 つつじ

6月 しょうぶ

6〜7月 あじさい・さつき

11月 もみじ・いちょう・つわぶき

 

特に有名なのが、あじさいです。見頃の時期にはあじさい祭りが開催されたり、季節限定のあじさいの御朱印をいただけたりします。

 

取材した日には、すでにあじさいの見頃を終えていましたが、「きれいに咲き誇るのだろうな」と思うような片鱗を感じられました。来年は満開のあじさいをぜひ見てみたいものです♪

 

 

 

池にはコイやカメもいて、のんびりと眺め、心落ち着く時間を過ごすことができました。

 

 

 

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【施設情報】

 

施設名

 山神社(やまのかみしゃ)

住所

 〒987-0004 宮城県遠田郡美里町牛飼斉ノ台37

TEL

 0229-33-2082(受付時間9:00~16:00)

参拝時間

 境内参拝は終日可能

 ※社務所での御朱印・御祈祷の受付時間は公式HPをご確認ください。

駐車場

 あり(無料)

公式HP

 https://yamanokami.org/

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今回は、美里町で北浦梨を味わい、山神社をめぐる小さな秋の旅をご紹介しました。

甘くみずみずしい北浦梨。凛とした雰囲気の中で過ごす山神社。

 

みなさんも秋にしかできない体験を満喫してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

この記事のライター

 

ニックネーム/中村ナオ

生まれも育ちも宮城県。二児を育てるママライターです。旅行・食べ歩き・野球観戦が趣味。子育て世代の目線で、家族みんなで楽しめる宮城のおすすめスポットなどをご紹介します。

 

 

 

 

 

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