- 受入可能人数
- 20~60人※別途調整
- 所要時間
- 120~180分程度※別途調整

【フィールドワーク】
本学は研究成果を地域の場で活かす地域連携にも力を入れており、本学が研究フィールドとしている県内3か所で、実際にSDGsと関連する研究成果を見ながら学んでいきます。いずれも、歴史的景観、自然を利した産業といった特徴を有し、地域の盛り上がりという点に問題意識を持っている地域です。持続可能な地域社会を構築するために何ができるのかを一緒に考えていきます。下記3か所から選択してフィールドワークを行います。
「みやぎの明治村」とも称される登米地区には、明治・大正時代に建てられた、文化財的にも価値の高い建造物が多く存在しており、本学建築学科・中村琢巳研究室では、地域団体や所有者と協力し、これらの建造物の保存活用と、建造物を活かした観光振興、地域活性化に取り組んでいます。今後、歴史的な景観を残しながら地域活性化のためにどのような取組が考えられるでしょうか。
津山地区では、豊富な山林資源を基に矢羽クラフト※等を利用した木工芸が盛んで、木工芸品等を主に販売している道の駅「もくもくランド」は地域振興のシンボルです。三陸道延伸の影響により売上額が減少し、木工芸の職人も高齢化が進み、後継者もいません。また令和元年東日本台風により、甚大な被害を受けました。木工芸の産業を持続させ、津山地区の地域活性化を図るために、どういったことができるかを考えます。
※間伐材有効利用の矢羽クラフトは東北工業大学工業意匠学科第三生産技術研究室と共同開発した製品です
東日本大震災による甚大な被害を受けた雄勝地区。人口流出や産業の喪失などの様々な課題に対し、本学では「雄勝硯」などの雄勝石産業の再生等を通して、復興支援に携わってきました。本学が行ってきた取組を学びつつ、人も産業も持続可能な社会にするためにできることはないかを考えます。
◎フィールドワーク:講話:60分(現場視察、また現地の方の講話)
◎ワークショップ:90分(対話を主としたワーク)
◎発表・まとめ:30分(それぞれの学びを共有)
■受入可能期間/平日10:00~16:00(学内行事のため受入不可の期間有り)
■休業日/土・日・祝
■料金/要相談(講師費用、会場費、施設見学費等が発生)
■該当市町村/仙台市・登米市・石巻市
八木山動物公園は、仙台市内に位置する動物園で、116種約540点の動物を飼育・展示しています。同時に、博物館相当施設として教育活動にも力を入れており、当園で働く飼育員や獣医師から話を聞くことができる「学習プログラム」などを実施しています。
学習プログラムは全部で19個ありますが、その中で環境について学ぶことのできるプログラムには以下のようなものがあります。
※所要時間は、プログラム実施にかかる時間のみを記載しています。プログラムの他に園内をご覧になる場合は、目安として1~2時間程度かかります。
■受入可能期間/1⃣②10月中旬~2月中旬(八木山動物園での活動単独の場合は通年) 2⃣通年(先着順) 3⃣通年(先着順)
■休園日/水曜日(祝日の場合は翌木曜日)・年末年始
■料金/無料 ※別途入園料が必要となる場合があります
■該当市町村/仙台市(1⃣の②のみ大崎市での実施)
- 受入可能人数
- 10~30人程度
- 所要時間
- ①30分程度(八木山動物公園)
②60~120分程度(蕪栗沼・化女沼)

【①座学 ②フィールドワーク】
毎年冬になると宮城県北部の沼に渡ってくるシジュウカラガン。かつては仙台市内でも見られていた渡り鳥の一種でした。しかし、一時羽数が激減し、絶滅の危機にありました。当園が取り組んだシジュウカラガン羽数回復事業について飼育員が解説し、地域の自然環境の大切さを学びます。また、野生動物の生息地とつながりを持ち、身近な自然を守るために自分たちにできることを考えます。
※①のみでも実施可能
※②は大崎市との連携(詳細はSDGs探究学習特化型プログラム 「宮城県内のラムサール条約湿地と周辺施設」3⃣をご参照ください)受入可能期間:10月中旬~2月中旬
https://www.miyagi-kankou.or.jp/kyouiku/sdgs/sdgs-ko#num64
- 受入可能人数
- 10~30人程度
- 所要時間
- 30分程度

【座学・フィールドワーク】
世界の絶滅危惧種の中には、人間の活動による影響で数を減らしている種もいます。トラの中でも特に生息数が少ないスマトラトラを例に、その生態や数を減らした原因について飼育員がお話します。また、動物園が取り組む「種の保存(希少種の繁殖)」についても紹介します。日本から離れた遠い場所に生息している動物に私たちが及ぼす影響と、私たちができることを実践例を交えながら考えます。
- 受入可能人数
- 10~30人程度
- 所要時間
- 全2回 各回45~60分程度

【座学・フィールドワーク】
アフリカゾウのすむアフリカの森では、ゾウが大量の植物を食べ、移動した先でその種が糞に混じって出てくることで新しい芽が生えてきます。動物園のゾウの糞を堆肥化して野菜を栽培、育てた野菜をゾウに与えることで、自然界でのサイクルを体感します。ゾウが自然界で担っている役割や、生息数が減ることによる影響について学ぶと同時に、動物を保全することの意義について考えます。
※1回目はゾウについての講義、その後学校で野菜を栽培し、2回目は育てた野菜をゾウに与えます。
- 受入可能人数
- 20人以上※受講希望者にて会場等の手配をお願いしています
- 所要時間
- 60分~

【座学・フィールドワーク】
これまでの宮城県の治水事業を振り返るとともに、今後のみやぎの川づくりの方向について、みなさんと一緒に考えます。宮城県全域対象に出前講座「みやぎの治水事業」やフィールドワークを通じ、治水の歴史や自然災害から人命・財産・生活防御について学べます。
■受入可能期間/平日10:00~20:00、土・日・祝10:00~17:00 ※ただし、業務の都合によりご希望に添えない場合有り
■料金/無料 ※会場使用料や有償の資料をお使いになる場合の資料代は申込者側のご負担となります
■該当市町村/宮城県全域
知識を学ぶ
- 受入可能人数
- 20人以上※受講希望者にて会場等の手配をお願いしています
- 所要時間
- 60分~
【座学・フィールドワーク】
近年、ゲリラ豪雨の頻発等、雨の降り方が変わってきています。水害から命を守るため、河川に関する防災情報を活用した洪水に備えるための知識等を、分かりやすく説明します。宮城県全域対象に出前講座「水害から命を守るために」やフィールドワークを通じ、自然災害から人命・財産・生活防御について及び洪水に備える知識を学べます。
■受入可能期間/平日10:00~20:00、土・日・祝10:00~17:00 ※ただし、業務の都合によりご希望に添えない場合有り
■料金/無料 ※会場使用料や有償の資料をお使いになる場合の資料代は申込者側のご負担となります
■該当市町村/宮城県全域
利活用を学ぶ
- 受入可能人数
- 20人以上※受講希望者にて会場等の手配をお願いしています
- 所要時間
- 60分~
【座学・フィールドワーク】
江戸時代から明治にかけて造られた、日本一長い運河群(貞山・東名・北上運河)の歴史と、東日本大震災による津波の減災効果、運河沿線の復興計画と利活用状況など分かりやすく説明します。運河群全域対象に出前講座「日本一の長さを有するみやぎの運河群(貞山・東名・北上運河)の歴史と利活用について」やフィールドワークを通じ、歴史・多重防御・自然環境との調和と共生・持続的な地域間連携などを学べます。
■受入可能期間/平日10:00~20:00、土・日・祝10:00~17:00 ※ただし、業務の都合によりご希望に添えない場合有り
■料金/無料 ※会場使用料や有償の資料をお使いになる場合の資料代は申込者側のご負担となります
■該当市町村/運河群エリア全域(阿武隈川から旧北上川まで49km)
周辺施設条約湿地と周辺施設

国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全等を目的とした条約です。宮城県内では4カ所が条約湿地に登録されており、国際的にも貴重で珍しい場所といえます。日本で2番目に登録された「伊豆沼・内沼」をはじめとした、「蕪栗沼・周辺水田」、「化女沼」は、県北部の直径約10km以内に位置し、毎年、国内に飛来するマガンの約9割が訪れ、国内最大級の越冬地となっています。また、海域としては東北初、“海藻藻場”として国内で初めて登録された「志津川湾」では、“海の森や草原”が見られ、冬には希少なコクガンも訪れます。
一方、それぞれの湿地において、生物多様性の劣化や水質の悪化、外来生物の侵入等による自然環境の悪化などの課題が生じており、様々な保全活動が進められています。
それぞれに特色ある雄大な自然と多種多様な生きものたちとの触れ合いを通じて、自然と人との関わり方や共生について学ぶことができます。
- 各エリア共通
エリア:伊豆沼・内沼(栗原市エリア)
観察し生態系の保全の重要性を学ぶ
- 受入可能人数
- 30人(10人×3グループ)
- 所要時間
- 見学30分・体験2時間~

◎「伊豆沼・内沼」を散策しながら、水鳥の生態を観察しつつ、生態系保全の重要性について学びます。
◎淡水魚や水生昆虫などを採集しながら、豊かな水辺が私たちの稲作や魚業を支え私たちの生活や心の豊かさを支えていることを実感できます。
(A)渡り鳥の飛び立ち観察
(B)水生生物の観察・漁師体験
※宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターや栗原市サンクチュアリセンターつきだて館見学もできます。
【目標に沿った座学・フィールドワーク】
■受入可能期間/(A)11月から2月・(B)5月から9月、休業日:月(月曜日祝日の場合は翌日)・年末12/29から12/31
■料金/無料
■該当市町村/栗原市 伊豆沼・内沼周辺
エリア:伊豆沼・内沼(登米市エリア)
- 受入可能人数
- 5〜40人
- 所要時間
- 90分~

伊豆沼周辺を散策しながら、新田開発の歴史や自然環境(渡り鳥・ハスなどの動植物)と農業との関連性について学びます。目標・ご希望に応じて農業の6次産業化の講話や郷土料理などの食農体験を組み込むことも可能です。※登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター見学もできます。
【目標に沿った座学・フィールドワーク】
■受入可能期間/通年、休業日・年末年始(センターは月曜日休み)
■料金/1,100円(ソーセージの試食付き)
■該当市町村/登米市 伊豆沼・内沼周辺
エリア:「蕪栗沼・周辺水田」「化女沼」(大崎市)
ねぐら入りの観察を通じて、水田農業の営みと
共生した水田の生物多様性について学ぶ
- 受入可能人数
- 15人×2グループ(最大人数100人程度)
- 所要時間
- 1~3時間

大崎地域では、ねぐらとなる蕪栗沼や化女沼のような大きな沼と餌場となる広大な水田が広がり、持続的に水田農業を行ってきたことから、10万羽を超えるガン類が飛来しています。広大な水田がガン類を支えていることを学びます。
◎観察の注意事項や概要説明【30分】
◎水田で採餌するガン類の観察等【30分】
◎沼でガン類のねぐら入り観察【1時間】(ガイド随行)
【目標に沿った座学・フィールドワーク】
■受入可能期間/10月中旬から2月中旬(土日祝受入可能)
■料金/無料※ガイド料が別途かかります。
■該当市町村/大崎市 蕪栗沼・周辺水田・化女沼周辺

エリア:志津川湾(南三陸町)
自然環境の特徴を学ぶ
- 受入可能人数
- 応相談(最大40人)
- 所要時間
- 2時間~(応相談)

海藻や海草(うみくさ)の藻場が広がり、コクガンの越冬地ともなっているラムサール条約湿地「志津川湾」の自然環境の特徴を、フィールド活動や座学、実際の生物と標本の観察を通じて実感します。
【目標に沿った座学・標本類の見学・体験プログラム(希望内容に応じて決定)】
■受入可能期間/通年、休業日:土・日(要相談)
■料金/無料※実習の教材費やガイド料等が必要になる場合があります。
■該当市町村/南三陸町 戸倉地区志津川湾周辺エリア

文化庁が認定した地域の歴史的な魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語るストーリーのことです。各地域の魅力あふれる有形・無形の文化財群を、地域が主体となって整備活用し、国内外へ発信することで地域活性化を図ることを目的とした、日本の文化財保護制度の一つです。
平成28年度認定
関係自治体:仙台市・塩竈市・多賀城市・松島町
構成文化財:登録数51 ※記載文化財以外もご紹介可能です。
http://datebunka.jp/
株式会社松観
ガイドの解説を通じて学ぶ
- 受入可能人数
- グループ毎40人以下×10(ガイド)
- 所要時間
- 45~70分

日本遺産の構成文化財である国宝瑞巌寺及び五大堂の専門ガイド団体です。古来より人々の憧れの地となった「松島」の歴史背景や地域資源とのかかわりについて学び、未来継承のための「まちづくり」の在り方について考え、「目標4教育に掲げる質の高い教育」を通じて持続可能な開発目標を考える視点を養うことが出来ます。【解説・フィールドワーク】
■受入可能期間/通年、8:30~16:00(4~9月)、8:30~15:30(3・10月)、8:30〜15:00(2・11月)、8:30~14:30(1・12月)、休業日:無し
■料金/ガイド1名につき4,000円~6,000円(詳細お問合せ下さい)
■該当市町村/松島町 町内周辺
宮城県松島高等学校観光科交流プログラム
海洋資源・まちづくりなどを学ぶ
- 受入可能人数
- 最大人数200人(1グループ5人、最大40グループ)
- 所要時間
- 1時間半~半日※要相談

本校観光科の生徒達は、授業のカリキュラムの一環として教育旅行生に向けて観光ボランティアガイドを実施しています。本ガイドは、SDGs(持続可能な開発目標)「目標5 ジェンダー平等」「目標11 まちづくり」「目標14 海洋資源」「目標16 平和と公正」等に沿った内容で、フィールドワーク的な要素を加えて実施することが可能です。松島の歴史・文化に触れ、楽しみながら、主体的で対話的な深い学びに繋がるような修学旅行となれば幸いです。松島高校の活動は、松島の歴史背景及び海洋資源の学習、災害時の体験や防災など、観光と地域資源の関わりを学び、実施しているものです。「地域貢献活動にはどういったかたちがあるのか」・「その思いは」など、高校生の活動を直に見て・聞いて・体験してください。
■受入可能期間/要相談、年末年始・3月・学校行事がある場合は除く
■料金/無料(別途会場費がかかる場合は実費)
■該当市町村/松島町 町内周辺
仙臺箪笥歴史工芸館
- 受入可能人数
- 2~8人
- 所要時間
- 15~30分

仙台箪笥は江戸時代の終わり頃から地場産業として発展した、宮城県を代表する伝統的工芸品です。江戸時代末期から現代にかけて製作された仙台箪笥の展示のほか、江戸時代以来、指物(木工)・漆塗り・金具それぞれの職人が守り続けてきた伝統的工芸技術を紹介した映像を上映しています。江戸時代以来の職人技が今に息づく仙台箪笥の歴史や技術に触れることができます。【座学・見学】
■受入可能期間/通年、休業日:火
■料金/無料
■該当市町村/仙台市 ユノメ家具内
産金はじまりの地をたどる― 令和元年度認定
関係自治体:涌谷町・南三陸町・気仙沼市・石巻市・岩手県平泉町・陸前高田市
構成文化財:登録数45 ※記載文化財以外もご紹介可能です。
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story069/
ストーリーガイドと共に現地で学ぶ
- 受入可能人数
- 20~30人程度
- 所要時間
- 1時間程度~

日本遺産「みちのくGOLD浪漫」の構成文化財を現地において、ストーリーガイドを行いながら、「金」という資源をテーマとして、みちのくの自然を基盤として、人々がいかにかかわり、歴史を紡いできたかをお話します。地域資源と共に生きる「みちのく」が支えた日本について学ぶことで、様々な「持続可能性」に対する視点を養うと共に、「志教育」などの私たちと地域の関わりの視点も養うことができます。【構成文化財地域にストーリーガイドを派遣し同行しながら詳細な説明を行う。】
■受入可能期間/年末年始を除き随時、日程調整要
■料金/ガイドの移動や随行等に伴う実費(平泉観光ガイド除く)
■該当市町村/涌谷町・南三陸町・気仙沼市・石巻市・岩手県平泉町・陸前高田市
天平ろまん館
万葉北限の地の歴史を学ぶ
- 受入可能人数
- 10~100人程度※要相談
- 所要時間
- 歴史館見学30~60分、砂金採り体験30分、
国史跡散策30~60分(ガイドについては要相談)

「日本初の産金地」「東大寺大仏のふるさと」「万葉北限の地」をテーマとするわくや万葉の里。歴史館見学、砂金採り体験、国史跡散策などを通し、資源と人とのかかわりについて学ぶことで産業と技術革新や、奈良東大寺大仏とのかかわりを通して「世界の文化遺産の保護・保全」について考える視点を養うことができます。【ストーリーガイドと共に、天平ろまん館や黄金山神社周辺を歩いて学ぶ】
■受入可能期間/無休、9:30~17:00(11~3月は16:30)
■料金/歴史館見学50円(小・中・高校生10名以上の団体料金)、砂金採り体験550円(小・中・高校生10名以上の団体料金)、抹茶体験500円(小・中・高校生10名以上の団体料金)、ガイド料別途相談
■該当市町村/涌谷町 天平ろまん館・黄金山神社周辺
箟峯寺
お寺の歴史と地域とのかかわり学ぶ
- 受入可能人数
- 20人程度まで※要相談
- 所要時間
- 見学30~60分程度(ガイドについては要相談)
止観(坐禅)体験60分程度

1250年「箟岳山」を聖地として護り続けてきた「箟峯寺」。「奥州鎮護」を旨として営まれてきた寺の歴史や地域とのかかわりを知ることで、「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等」などについて考える視点を養うことができます。また、静寂な環境での止観(座禅)体験などを通じて、自己と世界とのつながりを再認識できます。
【ストーリーガイドと共にお寺の歴史探訪と止観(座禅)体験】
■受入可能期間/体験期間:4〜11月10:00~15:00(1日前までの事前予約要)、定休日:火曜日、葬儀等により日程を変更していただく場合があります。
■料金/無料(止観(座禅)体験無料)、ガイド料別途相談
■該当市町村/涌谷町 箟峯寺
田束山(田束山経塚群)
- 受入可能人数
- 最大人数40人程度
- 所要時間
- 見学・レクチャー30分~行者の道トレイル2時間程度

日本遺産の「経塚」をはじめ、登山ルートとして残る「行者の道」などには、昔そのままの自然や人々の生活、生業や信仰が共生する姿が色濃く残っている。プログラムを通して、持続可能な開発目標を、考える視点を養うことができます。【ストーリーガイドと共にレクチャーと行者の道トレイル】
■受入可能期間/4〜11月頃
■料金/無料(ガイド料別途要相談)
■該当市町村/南三陸町 田束山周辺
大谷鉱山歴史資料館
- 受入可能人数
- 20名程度※要相談
- 所要時間
- 30~60分(ガイドは要相談)

明治から昭和にかけて日本屈指の金山とした栄えた大谷鉱山。実際に使われていた削岩機やトロッコ、産出された金鉱石のほか、操業の様子や従業員の生活を写した写真などを見学し、「産業と技術革新」や「持続可能な消費や生産」など資源と人とのかかわりについて学ぶことができます。【ストーリーガイドと共に資料館見学と周辺見学】
■受入可能期間/通年、定休日:水曜日・年末年始、10:00~16:00
■料金/無料(ガイド料別途相談)
■該当市町村/気仙沼市 大谷鉱山歴史資料館
鹿折金山資料館
- 受入可能人数
- 20人程度※要相談
- 所要時間
- 資料館見学のみ30分、金山ウォーク2時間程度(ガイドについては要相談)

近代日本の国家的資源となった「モンスターゴールド」の産出について当時の金鉱石、工具、文献などを見学し、「目標9産業と技術革新」や「目標12持続可能な消費や生産」など資源と人とのかかわりについて学ぶことができます。【ストーリーガイドと共に資料館見学と周辺見学(金山ウォーク)】
■受入可能期間/通年、定休日:火曜日、10:00~16:00
■料金/無料(ガイド料別途相談)
■該当市町村/気仙沼市 鹿折金山資料館周辺
うるし体験工房KURAS
- 受入可能人数
- 2~40人
- 所要時間
- 1時間~1時間30分ぐらい

古来より東北の特産である「うるし塗り」を体験しながら、伝統的工芸品「秀衡塗」や平泉に遺されているうるしの文化財や金色堂の技術について学び、「働きがいも経済成長も」、「持続可能な産業化」、「世界文化遺産の保護・保全」を考える視点を養うことができます。【うるしの文化財や金色堂の技術を学びながら「うるし塗り」を行う。】
■受入可能期間/通年、定休日:毎週水曜日、1週間前までに要予約、9:00〜15:00、体験作品は工房で乾燥後1週間~2週間後で発送
■料金/はし・ストラップ・スプーン各4,400円、コースター・銘々皿5,500円(作品送料が別途かかります。)、うるしの勉強会(お土産用の箸付)1,100円
■該当市町村/岩手県平泉町
平泉観光ガイド
人々の「浄土」への思いを学ぶ
- 受入可能人数
- ガイド1人で50人以下まで
- 所要時間
- 要相談

平安時代、平和で争いのない理想郷を具現した「中尊寺金色堂」でガイドツアーを通して当時の人々の「浄土」への思いを体験・学習し、「人や国の不平等をなくそう」「世界文化遺産の保護・保全」を考える視点を養うことができます。
【ガイドツアーを通じて奥州藤原文化「浄土」への思いを学習します。】
■受入可能期間/無休、8:30~16:30
■料金/3,300円~6,050円(詳細お問合せ下さい。)
■該当市町村/岩手県平泉町 中尊寺エリア
玉乃湯「玉山金山」
- 受入可能人数
- 2~9人程度まで※要相談
- 所要時間
- 1時間30分~2時間

江戸時代、仙台藩の金山として栄えた「玉山金山」。往時をしのばせる金山ウォークや金鉱石が水晶化した水晶を探すジオ体験を通して、「産業と技術革新」や「持続可能な消費や生産」など資源と人とのかかわりについて学ぶことができます。【ガイドと共に玉山金山遺跡巡り・水晶探し】
■受入可能期間/第1・3土曜日、定休日:火曜日
■料金/2,400円(ガイド料・入浴料・保険料含む)
■該当市町村/岩手県陸前高田市 玉乃湯周辺遺跡